| というわけで、バーテープもようやく届いてお化粧を済ませ、めでたく完成。 命名は古典を再評価しての新生、という意味をこめて"Renaissance(ルネッサンス)"とした。 mixiでも誰にもお答えいただけなくて寂しかったが、かかったおカネはフレーム、パーツ、工賃合わせて\484,990也。 ウェイトは意外に軽く8.75kgにおさまった。9kg切れば御の字と思っていたんだが。
そして自転車工学における重要な数値(私だけか?)、「マネー/ウェイトレシオ」は、
\484,990÷8.75kg≒\55,459/kg
このクラスのバイクとしては標準的な値におさまっただろう。
先日、長距離を乗るテストも済ませたが、思いのほか”ファン”なバイクに仕上がっていて驚いている。 バイクから「もっと踏め、もっと上げろ」と”声”が聞こえてくるのは予想の範囲内だが、それが決してストイックなものではなく、タノシサを伴ってこちらに伝わってくる。 まさにラテンのノリというべきか。 同じイタリア車でも、優しく乗り手を包みこんでくれた"GREGARIO(ビアンキ)"とはまた違う。まぁビアンキはある意味イタリア車らしくないが。
とりあえず、ウマに文句は付けられない。 自らのスキルも、思った以上にカラダに染みついていた。 だからあとは、肝心な「体力」である。 このスパルタンにしてファンなクルマを自在に振り回しどこまでも持っていけるだけの力を、早く取り戻したい。 今は切にそう思うところだ。 |
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